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今年ももうすぐクリスマス！今回のテーマは、美しいデコレーションやクリスマス・マーケットでも有名なドイツのクリスマスです。デュッセルドルフのアネッタ・ズィワーさんが、クリスマスに作る典型的なお菓子3種類のレシピを教えてくださいました。ドイツのマカロンは、日本で知られているマカロンと少し違っていて、文化の違いを感じることができます。また、焼きあがったクッキーの保存方法に見られるドイツの人々の暮らしの知恵も、たいへん興味深いです。 アネッタさんは、子供の頃はクリスマスの朝に、ツリーの下に置かれたプレゼントを見るのが本当に楽しみだったそうですが、ここ数年は仕事が忙しく、クリスマスの休暇は嬉しいけれど、特別なことは何もしていないと教えてくれました。日本の皆さんも、そういう人が多いのではないでしょうか。今回教えて頂いたレシピは、どれも手軽に作れるものばかりです。今月はドイツのお菓子を作り、遠い異国の美しいクリスマスに思いを馳せてみてはいかがですか。 |
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白と黒のサンド・クッキー材料(約50個分)[基本の生地] |
作り方
（１） 室温に戻したバターに粉砂糖を振るい入れ、泡だて器で良く混ぜます
（２） 小麦粉を少しずつ振るい入れ、良く混ぜます
（３） 生地を正確に半分にします（生地625 gなので、半分だと312.5 gです）
（４） 片方の生地にナッツ、ココア、ラム酒を混ぜます
（５） もう片方の生地にコーンスターチとバニラエッセンス加えます
（６） 生地をモザイクや渦巻き模様に組み立てます(下記参照)
（７） 冷蔵庫で一晩寝かせます
（８） 180℃のオーブンで10～15分間焼きます
[模様の組み立て方]
モザイク模様は、厚さ約8mmに伸ばした生地を8ｍｍ幅の細長い棒状にカットし、黒と白の生地を、隣同士と上下が交互になるよう配置してゆきます。何段か重ねたら、薄く伸ばした白または黒の生地でしっかり巻き、厚さ8ｍｍにカットします。
渦巻き模様は、生地を約4 mmの厚さに伸ばし、白と黒の生地をきっちりと重ねて、しっかりと巻き上げ、厚さ8ｍｍにカットします。
（1個あたり約75キロカロリー）
＊アネッタさんのアドバイス＊
どちらの模様も、組み立てた最後はしっかり巻くことが重要です！サンド・クッキーの“サンド”は“砂”という意味。乾燥すると砂のように崩れてしまうので、保管する時は密閉容器に入れることをお勧めします。ジャムを詰めたクッキーを同じ缶に保管するのが最善です。または、スライスした林檎を一切れ入れておくのも良いでしょう。でも 1～2日後に取り出すのを忘れないでね！
ココナッツ・マカロン
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材料（約50個分）卵白3個 |
作り方
（１） 卵白、レモンジュース、塩を固くなるまで泡立てます
（２） 振るい合わせた粉砂糖とシナモンを少しずつ（１）に加え、泡だて器で良く混ぜます
（３） 乾燥ココナッツを混ぜ、丸口金のついた絞り袋に入れます
（４） バターを塗り小麦粉を振るった天板に、小さな丸型になるようマカロン生地を絞ります
（５） 150℃に予熱したオーブンにマカロンを入れ、約20分間焼きます
（６） 天板から取り出して冷まします
（７） クーベルチュール・チョコレートを大まかなみじん切りにし、湯浴で溶かし、完全に冷ましてから再び加熱します
（８） 滑らかになるまでかき混ぜ、マカロンの底面に塗ります
（９） しばらくチョコレートの面を上にして乾かします
（1個あたり約50キロカロリー）
＊アネッタさんのアドバイス＊
スパイスの効いたお菓子が好きな人は、シナモンを同量のジンジャーパイスに、ココナッツフレークを細かく挽いたアーモンドに置き換えても美味しいですよ！
クリスピー・スター
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材料（約60個分）小麦粉300g |
作り方
（１） 小麦粉、塩、砂糖、アーモンドエッセンスを混ぜます
（２） （１）に、常温に戻したバター、マジパンペースト、牛乳を加え良くこねます
（３） アルミホイルで包み、冷蔵庫で30分寝かせます
（４） 打ち粉をした台に伸ばし、星型に型抜きします
（５） バターを塗り小麦粉を振るった天板に並べ、180℃に予熱したオーブンで8分焼きます（1個あたり約70キロカロリー）。
＊アネッタさんのアドバイス＊
焼きあがったクッキーは、天板ごと数分間冷ましておきましょう。そうすると、クッキーを天板から剥がしやすくなりますよ。更に、ワイヤーラックで数時間完全に冷まして乾燥させます。そうしないと、保存中に壊れたり、カビが生えたりする原因になります。
翻訳・編集：岡野薫
