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平成26年度第2回国際理解講座が2月20日(金)に茅ヶ崎市男女共同参画推進センター大会議室で行われました。
今回の講師は日ラオ協会代表の有村スワリさんで、テーマは『ラオスの現状と教育』でしたが、平日の午後の開催にも関わらず、多くの市民が参加されていました。
講演はラオスの教育の話から始まり、文化や日常生活など、普段中々聞くことがない興味深い内容でした。
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ラオスはアジアで一番小さな国で、海がなく、フランスの植民地でしたが、1975年に社会主義の『ラオス人民共和国』が成立しました。 しかし、まだ戸籍がないため、正確な人口が判らなく、また、義務教育制度があるが、学校も少なく、小学校に行けない子供が多いとのことでした。
スワリさんのご主人は鹿児島県出身の日本人ですが、日本からの援助により、24年間で山岳地域において14の小学校の建てられたとのことでした。
IACは2000年から毎年支援していますが、現在は従来の小学校の横に校舎を建てています。また、トイレが2つできましたが、生徒だけでなく、大人も利用しているそうです。
講演の途中のティータイムには、会員の方が作られたラオスの美味しいケーキが出されて、参加者の皆さんは楽しんでいました。
ラオスは『家族の絆が強く、家庭を大切にして、ホームレスがいない、鍵を掛けなくても安全、『釣銭を誤魔化されることがない』という誠実な国民性と民度が高い国とのことでした。
ラオスにはまだ、日本からの直行の飛行機便がなく、バンコクまたはハノイ経由ですが、世界遺産が幾つかあり、乾季の10月〜4月に、是非いらしてくださいとのことでした。
スワリさんは格調高い見事な手織りの衣装を着てこられましたが、会場に飾られた衣装などの紹介もありました。
講演後の質問の時間では、教育制度、食べ物や安全について等数多くの質問が出ていました。
また、参加者の中にJICAの仕事でラオスにご夫婦で3年滞在された方がおられ、3.11の時にはラオスでは、いち早く東北災害支援の募金活動が始まり、多額の寄付が集まり、日本に贈られたというエピソードが紹介されました。 |
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