9/28(土)うみかぜテラスにて、ウクライナ伝統のエッグアート「プィーサンキ」のチャリティーワークショップ(5回シリーズの2回目)を開催しました。
今回作ったのは、卵全体を48個の三角形に分割したプィーサンキ。三角形一つ一つは人生の様々な局面を表し、結婚、子どもの誕生、旅、仕事などの成功、幸運を祈る模様であるといわれます。ウクライナ各地で作られてきた、伝統的な幾何学模様のプィーサンキです。
最初は鉛筆で作図。卵に縦・横・斜めに二等分線を繰り返し書いていくと、皆さん上手に48の三角形に分割することができました。次にデザインですが、2種類の三角形の模様を考えて、となりあわないように埋めていきます。間違えないように、皆さんすごい集中力!その後は、できあがりの色をイメージしながら、キスカを使ってミツロウで線をかいては染料で染めることを繰り返します。卵の表面がどんどんミツロウで覆われ黒っぽく汚れて見えてくるので、初めての方は「これで大丈夫でしょうか?」と不安そう。
でも、最後にミツロウを溶かして拭き取ると、「わぁ、色が出てきた!」と、とても嬉しそうにされていました。プィーサンキ作りの感動は、いつもこの瞬間にあります。
今回は5人の方にご参加いただきました。サンプルの中から好きなものを選んで同じように作る方、模様は同じにして違う色で挑戦する方、模様も色もアレンジを加える方など様々で、皆さんそれぞれに素敵な作品が出来上がりました。
次回開催:11月22日(金)9:30~12:00 うみかぜテラス
クリスマスデザインのプィーサンキを作りましょう!