2024713()に、いこりあ大会議室で、茅ヶ崎市共催の国際理解講座「生物資源の宝庫インドネシアと私たちの生活」を開催しました。
国際理解講座24インドネシア

当日は、インドネシアの民芸品や楽器なども展示し、国際色の演出に努めました。参加者は50名を超え、急遽会場のレイアウトを見直したほどの盛況でした。

今回、講師を務めていただいた高橋進さんは、JICAインドネシア生物多様性保全プロジェクト初代リーダーとして功績を残され、現在は東京都立大学都市環境科学研究科客員研究員としてご活躍されています。高橋先生からは、ご専門の環境政策や生物多様性だけでなく、インドネシアの歴史、文化、日本との関わりなどについても、ご自分で撮られた写真も交えて分かりやすい説明をしていただきました。また、休憩時間にインドネシアコーヒーとチョコレートを皆さんに提供しましたが、こちらも大変好評でした。チョコレートは、茅ヶ崎市内の大一製菓さまからご提供いただきました。

インドネシアのメディアからの取材もあり、国際色豊かなイベントとなりました。インドネシア語になりますが、紹介記事も紹介しておきます。また、講座の様子は、市のHP内「茅ヶ崎市の日めくり茅ヶ崎」にも掲載されましたので、そちらも紹介いたします。

◆インドネシアメディア紹介記事:https://bit.ly/antara240713

◆「茅ヶ崎市の日めくり茅ヶ崎」での紹介記事:https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/himekuri/1058987/1059509.html

参加いただいた皆さん、企画、準備に携わった皆さんに改めてお礼を申しあげます。ありがとうございました。

参加した会員からのコメント(抜粋)も併せて紹介させていただきます。
「インドネシアの雰囲気に包まれた会場には多くの方が集まり、満席状態でした。講師のJICAインドネシア生物多様性保全プロジェクト初代リーダーの高橋様に、インドネシアの歴史、文化、生物多様性の問題等をお話いただきました。世界有数の島国として、豊富な自然、多様な文化を持つ魅力的な国ですが、その一方で近年問題視されている油ヤシのプランテーションやエビ養殖池の設置による自然破壊、生物資源を巡る先進国企業との対立があることについて理解が深まりました。共生の実現に向けて、私達の暮らしの中でできることを実践していきたいと思いました。」

国際理解グループ 岡野佳央