日本語日曜教室では、学習の一環として、日本文化を知ってもらう体験イベントを行なっています。
212()に、高砂緑地の松籟庵にて、着物とお点前の体験実習を開きました。コロナ禍の感染症防止対策に配慮し、人数を制限して、総勢10名の生徒さんたちが2グループに分かれて、体験実習を楽しみました。

2023日本文化体験

生徒たちは、初めて着る振り袖や紋付袴姿に見入り、庭園を散策しながらポーズを取って写真撮影に大はしゃぎ!
笑顔いっぱいの良い写真がたくさん撮れました。

そして、お点前では、手水で手を清め、にじり口から入るという本格的な茶室の入り方から始まり、お菓子と抹茶をいただき、日本式正座に戸惑いながらも茶道のお作法を充分堪能したようでした。

生徒たちから、

「茶室の入り口は、なぜ小さいのですか?」
「手水で”身を清める”とはどういう意味ですか?」
「掛け軸に書かれていた言葉(松無古今色(まつにここんのいろなし))の意味は何ですか?」
「どうして茶碗を2回まわしてから飲むのですか?」
「畳のヘリを踏んではいけないのは、何故ですか?」

など、たくさんの質問をいただき、日本の文化に興味を持ってもらえたようでした。
ここで体験した時の気持ちや学んだことを、いつまでも大切にしてほしいと思います。

(日本語日曜教室 矢川智子)