2022年12月10日(土)、国際理解講座として「グローバル社会への備え」海外駐在40年から見えたものを男女共同参画推進センター(いこりあ)大会議室にて開催しました。

IAC会員である講師の西次雄さんが、自身の海外勤務での体験を元に、既に始まっているグローバル社会へ我々はどう対応したら良いのかというテーマで話してくださいました。

西さんはサンデン(株)などに勤務され若い頃から最近まで40年間海外に駐在し活動されてきました。駐在国はアメリカ、メキシコ、ブラジル、フランス、ポーランド、 マレーシア、シンガポールなどで地球2周分を仕事で移動されました。これらの各国で工場建設、設備導入、スタッフ採用、生産迄を立ち上げる活動を行ってこられました。 このような活動の中で体得された各国の人々の国民性や文化の違いを話され、これらの違いを理解し人々とどのように対応して来たのか、また自分の意思は相手が 理解するまで繰り返し説明していくことが大切なことなど、仕事や生活するうえで工夫した点などを話されました。

今回の講座は「双方向型の講演」を取り入れ、講座の中で何回か参加者にも考えていただく三者択一のクイズが出され、参加者は配布された赤・黄・紫の3色の折り紙から正解と思う色を掲げる内容で好評でした。

グローバル社会への対応について、参加者も一緒に考える講座になりました。

今後も、適宜このような双方向型の講演が良いのではと感じました。

この国際理解講座は従来同様、茅ヶ崎市国際交流協会主催、茅ヶ崎市の共催で行いました。

221210グローバル社会への備え

講演会の様子

221210グローバル社会への備え

茅ヶ崎市男女共同参画課の挨拶

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講師(西次雄さん)と西さん著作本

国際理解グループ 松村繁満