茅ヶ崎市国際交流協会(IAC)は、ウクライナ伝統工芸作家 テチャーナ・ソロツカさんとご家族をお招きし、チャリティーイベントを開催します。
ウクライナのイースター・エッグ「プィーサンキ」や「刺繡」、ロシアによるウクライナ侵攻の写真などを展示し、展示の合間に、ソロツカさんによるプィーサンキ制作の実演と、ご家族によるウクライナの文化・歴史・現状についてのトークイベントを行います。

Pysanky

入場無料
日時
 2022年10月16日(日)
場所 茅ケ崎市民文化会館1階展示室

展示 10:00~17:00(入場自由)
プィーサンキ約300点、刺繍作品約30点 写真約100点

プィーサンキ制作実演
 ①10:30~11:00 ②14:30~15:00

トークイベント
 ①11:00~12:00 ②15:00~16:00(質疑応答含む)
  定員は各回80人
 *トークイベントのみ事前申し込みが必要です。
 申し込み・問い合わせはこちらからお願いします。(申し込み受付中)
なお、トークは日本語のみで行われます。

展示作品ワークショップ風景

このイベントは、ロシア軍の侵略により危機に直面するウクライナの人たちを支援するためのチャリティーです。
会場に募金箱を設置させていただきます。募金は全て「日本ウクライナ友好協会」に寄付し、ウクライナ国内での人道支援に使われます。
皆様のご参加と温かいご支援をお待ちしております。

主催:茅ケ崎市国際交流協会
協力:Stand With Ukraine Japan
後援:茅ケ崎市・国際ソロプチミスト茅ケ崎・日本ウクライナ友好協会

プィーサンキアートワーク


==展示品==
プィーサンキ
プィーサンキは、ろうけつ染めの技法を用いて卵の殻に精緻な模様を色鮮やかに染め付けたウクライナの伝統工芸品です。描かれる模様には、それぞれ象徴的な意味があります。「生命の木」=家族のつながり、健康、精神的な成長、「波」=生命力の永遠性、「鳥」=幸せ等々。ウクライナの地では1000年以上前から作られ、暮らしの様々な場面で「お守り」として使われてきました。本展示には、ソロツカさんの作品とともに、企画に賛同した日本人作家の作品も出品されます。

刺繍&モタンカ
ウクライナ刺繍の特徴は、表だけでなく裏も美しいこと。地域によって模様や技法が異なります。「ヴィシヴァンカ」と呼ばれる民族衣装などに施され、病気や災いから身を護るための魔除けの意味があります。
モタンカはウクライナの魔除け人形で、針を使わず布に糸をグルグルと巻き付けて作ります。顔は十字に結ばれていて、目が無いのが特徴です。
展示の刺繡・モタンカは、イリーナ・ヴェトロヴァさんと生徒さんの作品です。

ウクライナ刺繍

ウクライナの写真
ロシアが侵攻する前と後の街の変化や、攻撃を受けて変わってしまった人々の暮らしの様子など、ウクライナの現状を写した100点を超える写真が展示されます。

UkrainePhoto


==テチャーナ・ソロツカさんのプロフィール==
テチャーナ・ソロツカさん
は、旧ソ連統治下のキーウに生まれ、2000年に来日、ウクライナ人のご家族と川崎で暮らしています。1991年のウクライナ独立後、それまで禁止されていたウクライナ文化について学び、プィーサンキの作り方を独学で習得、約10年前からプィーサンキ教室を開催しています。2014年のロシアによるクリミア侵攻後は、教室の収益を義援金としてウクライナに送ってきました。
今年2月のロシアによるウクライナ侵攻後、支援ボランティアグループ「Stand With Ukraine Japan」に参加。「お守り」であるプィーサンキがウクライナの人々を護ることを願って、家族や仲間とともにプィーサンキを中心としたチャリティー展を企画し、これまで小平・品川・東大和・川崎・浦和・横浜で展示会を開催してきました。

Tetyana Solotska

==Stand With Ukraine Japanについて==
「Stand With Ukraine Japan」
は、日本に住むウクライナ人によるボランティア団体です。
SNSで参加を呼びかける形で、さまざまなウクライナ人道支援活動を行っています。
https://linktr.ee/swujapan

==寄付先について==
日本ウクライナ友好協会 KRAIANY
2000年に日本のウクライナ人コミュニティ「Kraiany」として設立。2021年4月からは、特定非営利活動法人「日本ウクライナ友好協会KRAIANY」として、在日ウクライナ人をはじめ一般市民に対して国際文化交流及びウクライナ人とのコミュニケーションを持つための支援活動を行っています。
ロシアによるウクライナ侵攻後、寄付金の受付を開始。ウクライナ現地にいるボランティアやNGOと密に連携をし、寄付金を直接ウクライナにいる人々に届けています。資金は、食料、医薬品、医療機器、発電機や輸送用の燃料などの調達に使用されます。
集まった募金の合計と使途などは、数日おきにサイト上に公開されています。
7月末までの寄付総額は、約3400万円。
ホームページ https://www.kraiany.org

  • 1016ウクライナ支援イベントご案内